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土間コンクリート目地のおすすめの選び方|注意点・施工事例もご紹介

土間コンクリート目地のおすすめの選び方|注意点・施工事例もご紹介

新築やリフォームで外構を検討する際、駐車スペースやアプローチを土間コンクリートで仕上げる方が増えています。

しかし、「土間コンクリートの目地はどれを選べばいいの?」「おしゃれで機能的な目地材を知りたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

土間コンクリートの目地選びは、見た目の美しさだけでなく、メンテナンスや耐久性など、後々の住み心地にも影響します。

この記事では、土間コンクリートの目地について、目的別の選び方からおしゃれな施工事例、後悔しないための注意点まで、わかりやすく解説します。

これから外構工事をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 


コラムのポイント

・土間コンクリートの目地は、ひび割れ防止と外構デザイン向上などの役割があります。
・レンガや植栽、伸縮目地など種類から、デザイン・機能・コストのバランスで選びましょう。
・住宅との調和の他に、雑草対策や耐久性などの視点を持つことが大切です。


 

【目的別】土間コンクリートのおすすめ目地|メリット・デメリット

土間コンクリートのおすすめ目地|メリット・デメリット

土間コンクリートの目地にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

  • ・石・ピンコロ・レンガ
  • ・タマリュウ(植栽)
  • ・人工芝
  • ・伸縮目地
  • ・砂利

 

おしゃれで高級感のあるデザインなら「石・ピンコロ・レンガ」

おしゃれで高級感のあるデザインなら「石・ピンコロ・レンガ」

レンガやピンコロ石を使った目地は、土間コンクリートにおしゃれな雰囲気をもたらします。

色や形のバリエーションが豊富で、花壇などとの統一感を演出できる点が魅力です。

メリット

  • ・外構全体の統一感を演出できる
  • ・高級感のある仕上がりになる
  • ・滑り止め効果がある(ピンコロ石)
  • ・比較的メンテナンスが容易

デメリット

  • ・工事費用が高め
  • ・表面に凹凸があるため歩きづらいことがある

 

雰囲気とデザイン性を両立するなら「タマリュウ(植栽)」

雰囲気とデザイン性を両立するなら「タマリュウ(植栽)」

タマリュウは日陰に強く、踏みつけにも比較的耐性のある植物です。

緑を加えることで、無機質なコンクリートに温かみのある空間を演出できます。

メリット

  • ・緑の彩りで外構が華やかになる
  • ・一年中美しい緑を楽しめる
  • ・排水効果が期待できる

デメリット

  • ・定期的なお手入れが必要
  • ・雑草が生えやすい
  • ・車のタイヤに踏まれる場所では枯れる場合がある
  • ・成長しすぎると見た目が悪くなる

 

緑は欲しいけど、お手入れが苦手なら「人工芝」

緑は欲しいけど、お手入れが苦手なら「人工芝」

きれいな緑を手間をかけずに楽しめるのが、人工芝の魅力です。

メリット

  • ・一年中美しい緑を保てる
  • ・お手入れがほとんど不要
  • ・雑草が生えにくい

デメリット

  • ・安価な商品は質感がやや劣る場合がある
  • ・経年劣化により色あせる

 

天然芝と人工芝で迷われている方は、それぞれのメリット・デメリットを詳しく比較したこちらの記事も参考にしてみてください。

▷関連コラム:天然芝と人工芝の違いを9項目で比較|後悔しないためのポイントとおしゃれな事例も

 

メンテナンス性と機能性を重視するなら「伸縮目地」

メンテナンス性と機能性を重視するなら「伸縮目地」

伸縮目地はエキスパンタイと呼ばれる専用材料を使用した目地で、シンプルな外構によく使われます。

スポンジ状の素材がコンクリートの伸縮に対応し、ひび割れを防止します。

メリット

  • ・比較的安価に施工できる
  • ・お手入れがほとんど不要
  • ・雑草が生えにくい
  • ・どんなデザインにも合わせやすい

デメリット

  • ・約10年で表面が劣化してくる
  • ・見た目が単調になりやすい
  • ・デザイン性がやや劣る

 

コストを抑えたいなら「砂利」

コストを抑えたいなら「砂利」

砂利を使った目地は、費用をできるだけ抑えたい方におすすめです。

色や大きさの種類が豊富で、お庭の雰囲気に合わせやすいのも魅力です。

メリット

  • ・比較的安価に施工できる
  • ・カラーバリエーションが豊富
  • ・水はけが良い

デメリット

  • ・車の出入りによって砂利が飛び散りやすい
  • ・定期的な補充が必要な場合がある
  • ・雑草が生えやすい

 

目地だけでなく、土間コンクリート全体をおしゃれに仕上げるコツについては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

▷関連コラム:土間コンクリートで外構デザインをおしゃれに|11のコツを施工事例で解説

 

【目地材別】土間コンクリートのおしゃれな目地の施工例

実際の施工事例を通して、目地材が与える印象をご紹介します。

 

石材目地の施工例

外壁に使われているレンガと同じ色味の材料を目地に採用し、建物全体に統一感を持たせた事例です。

石材目地の施工例

▷施工事例:ガーデニングが映える庭

門柱やフェンスとの雰囲気の統一により、洗練された外構を実現できます。

乱形石を使用したおしゃれなアプローチ

玄関アプローチ部分に天然石の乱形石を使用し、駐車場の目地にも同様の石材を施工しました。

 

植栽目地の施工例

植栽のタマリュウとレンガを組み合わせた事例です。

植栽目地の施工例

▷施工事例:ステンレスカラー

レンガは花壇部分や門柱前にも施工し、全体の雰囲気を統一しました。

ステンカラーのおしゃれな門柱

ステンレスカラーの門柱に合わせて、シックな色味のレンガを選ぶことで、モダンな印象の外構に仕上げています。

 

伸縮目地の施工例

シンプルな伸縮目地の採用により、玉砂利とコンクリートの外構デザインを引き立て、落ち着いた雰囲気を演出した事例です。

伸縮目地の施工例

▷施工事例:落ち着いた門柱

伸縮目地は主張が控えめなため、他の素材を引き立てたい場合におすすめです。

 

つくばガーデンには、今回紹介しきれなかった土間コンクリートで仕上げた外構の施工事例が多数ございます。ぜひご覧ください。

▷つくばガーデンが手がけた庭

 

土間コンクリート目地選びの注意点

土間コンクリート目地選びの注意点

目地選びで失敗しないために、デザイン性や費用だけでなく、長期的な視点を持って検討するのが大切です。

 

「家全体との調和」を第一に考える

目地単体でおしゃれなものを選んでも、家や外構の雰囲気と合っていなければ、ちぐはぐな印象になってしまいます。

外壁の色合いや質感、門扉・フェンスのデザインとのバランスを必ず確認しましょう。

モダンなお住まいに和風テイストの目地を合わせるなど、異なるスタイルを組み合わせると違和感が生じます。

 

長期的な視点で雑草対策する

目地選びで後悔の声が多いのが「雑草対策」です。

施工直後はきれいでも、数年後には雑草に悩まされるケースは少なくありません。

目地に砂利を選ぶ場合は、業者の見積もりに防草シートの費用が含まれているか必ず確認しましょう。

伸縮目地は、雑草が生える隙間がほとんどないため、草むしりの手間が軽減されます。

長期的なメンテナンスの手間を減らしたい方におすすめです。

 

目地の隙間だけでなく、庭全体の雑草対策をリフォームで解決したい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

▷関連コラム:雑草だらけの庭をリフォームで対策|自然土舗装の方法や費用、施工事例もご紹介

 

タイヤが乗る場所の「耐久性」と「安全性」を確認する

駐車場として使う場合、目地部分は毎日車の重さと、タイヤの圧力がかかります。

種類 注意点 対策
砂利 タイヤで踏むことで砂利が砕けたり、駐車場の外へ飛び散ったりする場合がある 交通量の多い道路に面している場合は、砂利が道路に飛び出さないよう注意が必要
レンガ・ピンコロ石 車の重みにより、ガタつきや割れにつながることがある 信頼できる業者に施工を依頼がおすすめ
タマリュウ 何度もタイヤで踏まれる場所では、擦り切れて枯れてしまう場合がある 駐車スペースを考慮して配置を検討

 

初期費用だけでなく「ランニングコスト」も考慮する

目地にかかる費用は、工事費だけではありません。

長期的な視点でコストを考慮することが大切です。

【砂利】

飛び散りや沈み込みによって減っていくため、数年ごとに補充費用がかかる場合があります。

【タマリュウ】

枯れてしまった場合は、植え替えの費用や手間がかかります。

また、周囲に生える雑草の草むしりも必要です。

 

私たち「つくばガーデン」は、外構リフォームの実績が豊富なエクステリア専門業者です。

今回ご紹介した目地選びのご相談はもちろん、デザイン性・機能性・コストのバランスを考えた外構全体のご提案まで幅広く対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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土間コンクリートの目地Q&A

土間コンクリートの目地Q&A

土間コンクリートをご検討の際に、つくばガーデンによく寄せられる質問と回答をご紹介します。

土間コンクリートに目地はなぜ必要なの?

A.目地を設けずに広い面積を一体で施工すると、力を逃がす場所がなくなり、ひび割れ(クラック)が発生しやすくなります。

目地は、コンクリートの膨張や収縮を吸収する役割を果たし、ひび割れを防ぎます。

 

手入れが楽な目地はどれですか?

A. お手入れが簡単な目地の順番は、以下の通りです。

1位:伸縮目地
2位:石・レンガ
3位:人工芝
4位:砂利
5位:タマリュウ(植栽)

伸縮目地は雑草が生える隙間がほとんどなく、お手入れもほとんど不要です。

石やレンガも、長期間お手入れの手間なく使用できます。

 

目地の幅はどれくらいが適切ですか?

A.目地幅は8cm〜10cm程度が標準です。

ただし、これはあくまで目安であり、使用する目地材やデザインによって適した幅は異なります。

使用する目地材や駐車場の用途に応じて、適切な幅を業者と相談して決定しましょう。

 

まとめ

土間コンクリートの目地は、単なる飾りや隙間ではありません。

コンクリートをひび割れから守る機能性と、外構全体の印象を左右するデザイン性を兼ね備えた、大切な要素です。

この記事が、ご自身のライフスタイルや住宅の雰囲気に最適な目地を選ぶ参考になれば幸いです。

 

目地選びで迷ったり、専門家のアドバイスが必要な際は、私たち「つくばガーデン」までお気軽にご相談ください。

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフがお客様のご要望やライフスタイル、住宅全体のデザインとの調和を考え、最適な外構プランをご提案いたします。

イオンモールつくば内の展示場では、今回ご紹介したレンガや人工芝の他にもさまざまな外構サンプルを実際にご覧いただけますので、ぜひお気軽にご来場ください。

▷ご予約・お問い合わせはこちらから

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