雑草だらけの駐車場の目地を対策したい｜効果的な外構リフォーム3選と成功させるためのポイント
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駐車場のコンクリート目地から雑草が生え、手入れに悩んでいる方は少なくありません。
「コンクリートにして雑草対策したのだから、もう草取りには悩まされないはず…」と思っていたものの、実際には目地から生えてしまうケースはよくあります。
そこで今回は、雑草が生えやすいコンクリート目地の種類を解説し、雑草対策として効果的な外構リフォームをご紹介します。
雑草が生えない駐車場づくりを成功させるためのポイントもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
・コンクリートの駐車場を採用しても、目地の隙間から雑草が生えてしまうケースは多いです。
・砂利や土などは隙間ができやすく、雑草が育つ環境が整っているため、モルタル下地や防草シートを活用した目地を採用することをおすすめします。
・様々なコンクリートの目地に対応でき、駐車場リフォームの実績が豊富な外構専門業者へ相談しましょう。
Contents
コンクリートの駐車場で雑草対策は万全のはずが…
雑草対策のためにコンクリートの駐車場にしたものの、隙間から雑草が生えてきてしまうとお悩みの方は少なくありません。
これは、コンクリート同士の隙間である「目地」の雑草対策が不十分であることが主な原因として考えられます。
目地とは、コンクリートの収縮によるひび割れを防ぐために設けられるものです。
コンクリートは雑草対策として効果的ですが、目地の仕上げ次第では草が生えるため、慎重に種類や施工方法を検討する必要があります。
雑草が生えやすいコンクリート目地の種類
雑草が生えやすいコンクリート目地の代表的な種類を見ていきましょう。
砂利
白や黒、玉砂利などの目地はおしゃれな見た目が特徴的です。
しかし、砂利同士の間にはどうしても隙間ができて土が溜まるため、結果的に雑草が生えやすくなります。
風で飛んできた雑草が根付いてしまうケースも少なくありません。
▷関連コラム：「砂利＋防草シート」は雑草対策に効果的｜メリット・デメリットや注意点、DIYについても
砕石
砕石は安価で施工性の高い目地材として多くの需要があります。
砂利よりも隙間は少ないですが、雑草は生えやすいことには変わりありません。
車を動かす際に砂利が飛び散って隙間ができ、そこから雑草が生えるケースもあります。
土
コンクリートの隙間を土の状態のままにしておく場合は、ほぼ確実に雑草が生えてきます。
雑草が育ちやすい条件である「日当たり・風通し・水分」の条件がそろっているからです。
草取りの際に土が荒れてしまうこともあるため、お手入れに手間がかかる点もデメリットと言えます。
ウッドチップ
ウッドチップとは木材を細かく砕いたもので、ナチュラルなデザインの外構に合います。
軽量なので車を動かした際に隙間ができやすく、そこから雑草が生えるケースも少なくありません。
また、ウッドチップは分解されると土に近い状態になるため、風で飛んだ種が根付きやすいのも注意点です。
天然芝
天然芝は無機質なコンクリートデザインに彩りを加えてくれる目地材です。
しかし、天然芝自体が植物のため、芝の成長とともに雑草が生えてきます。
「芝刈り」と「雑草抜き」両方が必要なため、比較的お手入れの手間がかかりやすい目地材です。
タマリュウ
タマリュウとは生育に手がかかりにくい常緑多年草の植物で、グラウンドカバーなどに採用されることが多いです。
根が密に広がって土を覆うように成長するタマリュウは、比較的雑草が育ちにくいですが、絶対に生えないわけではありません。
タマリュウの株の間に細い雑草が生えたり、土が乾燥すると生命力の強い雑草が生き残ったりするため、定期的な除草が必要です。
インターロッキング（砂目地）
インターロッキングは目地全体に敷いた後に、砂で細かな隙間を埋める施工方法が一般的です。
そのため、雨や車の移動によって砂が流れたり、風で土が飛んできたりして雑草が生えてしまいます。
ただし、隙間を埋める素材を工夫することでインターロッキングの目地は十分な雑草対策が可能です。
「駐車場のコンクリート目地の雑草が気になる方」は茨城県のつくばガーデンへご相談ください。
雑草が生えやすいといわれる目地材でも、適切な施工や素材選びによって対策が可能ですので、状況に合わせて最適な方法をご案内します。
▷関連コラム：土間コンクリート目地のおすすめの選び方｜注意点・施工事例もご紹介
目地の雑草を放置するとどうなるのか
目地の雑草を放置すると次のような悪影響が生じるケースがあります。
・駐車場のデザイン性が下がる
・目地の隙間を広げてさらに雑草が生える
・目地につまずく危険性がある
・虫が集まりやすくなる
・雨水が溜まって苔の発生につながる
雑草を放置するほど根が広がるため、後のお手入れが大変になります。
熱湯や除草剤をかけるなどの一時的な対策もありますが、根本の解決にはなりません。
そのため、ご自宅の駐車場の目地に雑草が生えているのが気になる方は、外構リフォームによって効果的な対策を取り入れるのが有効です。
【外構リフォーム】駐車場の目地に生える雑草を防ぐ対策3選
駐車場の目地に生える雑草を防ぐのに効果的な外構リフォームをご紹介します。
①モルタル下地＋自然石張り
駐車場のデザインにこだわりつつ、効果的な雑草対策も取り入れたい場合は「モルタル下地＋自然石張り」がおすすめです。
自然石は高級感のある上質な見た目に加え、耐久性や耐荷重性も高いため、駐車スペースへの採用に適しています。
御影石を正方形や長方形に加工した「整形石」や9cm角の立方体に加工した「ピンコロ石」が石目地として採用されることが多いです。
下地にモルタルを敷くと雑草が生える隙間をしっかりと埋めることができるため、ほとんど雑草が生えないコンクリートの駐車場を実現できます。
▷関連コラム：おしゃれな駐車場の外構事例｜デザイン・使い勝手を両立した駐車スペースのつくり方
②防草シート＋人工芝を採用する
「防草シート＋人工芝」はコンクリートの駐車場に彩りを加えながら、しっかりと雑草対策ができる方法です。
防草シートで地面への光を遮断し、人工芝で目地を隙間なく覆うことで、雑草が育つ環境そのものを断つことができます。
コンクリートと人工芝のわずかな隙間から雑草が生えてくる場合がありますが、光が届かない環境で育つため生命力が弱く、簡単に抜けるものがほとんどです。
この方法はDIYでも挑戦しやすいですが、駐車場のコンクリート目地は幅が細く、端部の処理が仕上がりに大きく影響します。
そのため、より高い効果を期待するなら高品質で施工できる外構専門業者への依頼がおすすめです。
▷関連コラム：自分で挑戦しやすい外構・庭づくり7選をプロが解説｜DIYに不向きな工事内容と注意点も
③固まる砂で細かな目地の隙間を埋める
シンプルな土や砂の状態で駐車場の目地を仕上げたいなら「固まる砂」の採用がおすすめです。
固まる砂とは、水をかけると固まる特殊な砂のことを指します。
一般的な砂は雨で流れたり風で飛ばされたり、車が動くことで隙間が生じるケースがありますが、固まる砂ならこれらを防いで雑草を生えにくくすることが可能です。
見た目は自然な砂ですがしっかりと固まって隙間を埋めるため、インターロッキングやコンクリートの細かな目地に適しています。
「雑草だらけの駐車場の目地をどうにかしたい…」とお悩みの方は茨城県のつくばガーデンへご相談ください。
実績豊富なスタッフが現地の状態を確認したうえで、最適な雑草対策をご提案します。
雑草が生えない駐車場づくりを成功させるためのポイント
雑草が生えない駐車場づくりを成功させるためのポイントをご紹介します。
①隙間をつくらない方法を重視する
コンクリートの駐車場に雑草が生えるのは、目地のわずかな隙間に土やホコリが溜まり、そこに雑草の種が根付くのが主な原因です。
目地に隙間をつくらない方法を優先的に取り入れることで、雑草対策の高い効果が期待できます。
モルタルなどの隙間をつくらない素材を選ぶことも大切ですが、端部まで丁寧に施工してしっかりと隙間を埋めることも重要なポイントです。
②外構デザインの統一感も考慮する
せっかく外構をリフォームするなら、雑草対策を前提としつつもデザイン性にもこだわりましょう。
外構全体のデザインと統一感のある目地を選ぶことで、よりおしゃれな雰囲気を演出できます。
様々なデザインテイストと調和しやすく、上質な雰囲気に仕上がる「自然石」は、駐車場の印象をワンランク引き上げてくれる目地材として特におすすめです。
③下地をしっかり固めて沈下を防ぐ
下地をしっかり固めて沈下を防ぐことで、長期的な雑草対策に効果的です。
転圧が不十分な土や砕石を下地にする場合、沈み込みによってコンクリートと目地に段差が生じやすく、水・土・雑草の種などが溜まって雑草が生えやすくなります。
下地を固めることで沈下を最小限に抑えることができるため、目地に雑草が根付く隙間を与えません。
④モルタルや固まる砂は適切な厚みを確保する
モルタルや固まる砂は目地の雑草対策として有効ですが、適切な厚みを確保することでより高い効果が期待できます。
反対に、厚みが足りないと乾燥や車の荷重、地震などの揺れによって割れが生じるリスクが高まります。
割れや欠けが起きると土や種が入り込み、雑草が発生する原因となるため、しっかりと強度を保てる厚みを採用しましょう。
⑤人工芝は端部の処理を丁寧に行う
駐車場の目地に人工芝を採用する場合は、コンクリートとの隙間を極力なくす工夫がポイントです。
人工芝の端部を丁寧に施工することで、防草シートの隙間・浮き・めくれなどを防いで、雑草が成長しにくい環境をつくることができます。
コンクリートと人工芝の境目がきれいに収まっていると、防草効果だけでなく外構のデザイン性が高まる点もメリットです。
⑥自然石は厚み・サイズが均一なものを選ぶ
駐車場の目地を自然石で仕上げる場合は、厚みが均一なものを選ぶことがポイントです。
石の厚みやサイズがバラバラだと隙間や段差が生じやすくなり、雑草が生える原因になります。
段差ができると歩行時の安全性が低下し、車を動かす際にも振動が生じるなど、様々なデメリットがあるため注意が必要です。
まとめ
コンクリートの駐車場の目地から雑草が生える場合は、デザイン性や使い勝手が損なわれてお手入れも大変になるため、リフォームによって対策することをおすすめします。
自然石や人工芝、固まる砂など様々な選択肢の中からご自宅に合う方法を選択することが大切です。
インターロッキングやタマリュウなどでも工夫次第では雑草を生えにくくできるため、十分な知識を持つ実績豊富な外構専門業者に相談し、最適な方法を提案してもらいましょう。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構をご提案する「エクステリアの専門業者」です。
駐車場の目地のリフォームにも対応できますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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