「土の庭をどうにかしたい」ときの解決策7選|雑草・ぬかるみ対策しながらおしゃれにリフォーム
敷地の使い勝手の悪さやお手入れの大変さから、土の庭をどうにかしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
土の庭は様々な活用方法に適応できる反面、雑草やぬかるみ、虫の発生に悩まされるケースも多いです。
そこで今回は、外構・エクステリア専門業者である「つくばガーデン」が土の庭で悩む理由と解決策をご紹介します。
土の庭のデメリットを対策しつつ、おしゃれにリフォームした事例もご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
コラムのポイント
・土の庭は雑草や虫に悩まされることが多く、雨が降るとぬかるんで泥跳ねや歩きにくさなどを感じるケースもあります。
・芝やコンクリート敷き、タイルデッキなど様々なリフォーム方法によって、土の庭に対する悩みを解消することが可能です。
・土の庭のデメリットを対策するだけでなく、デザイン性や実用性にもこだわって提案してくれるような、外構専門業者への相談をおすすめします。
「土の庭をどうにかしたい」と悩む理由とは
「土の庭をどうにかしたい」と悩む理由やデメリットを解説します。
悩み① 土がぬかるむ、水たまりができる
土の庭は、雨が降るとぬかるんで水たまりができます。
ぬかるんだ土は歩きにくく、タイヤがスリップして動けなくなることもあるため注意しなければなりません。
また、土が乾いても足跡やタイヤの跡で地面に凹凸ができてしまい、歩きにくさや水たまりができやすくなる原因にもなります。
悩み② 雑草が生えて管理が大変
土の庭は、雑草が生えやすくて管理が大変だと感じる方も多いです。
何度抜いても雑草が生えてくるため、お手入れが追いつかずに放置してしまうケースも少なくありません。
雑草が生い茂ると快適に過ごせなくなり、せっかくの庭を十分に活用できなくなってしまいます。
悩み③ 虫が発生しやすい
土の庭は湿気を好む虫が集まりやすく、蚊やムカデなどが発生する原因にもなります。
これらの虫が発生すると気軽にお子さまやペットを遊ばせにくくなるという声も多いです。
また、雑草が生えていると虫が発生しやすくなり、余計に手入れへの意欲が薄れてしまいます。
悩み④ 靴に泥がついて玄関が汚れる
土の庭は靴に泥がつきやすく、そのまま家に入ると玄関が汚れてしまいます。
玄関タイルに泥の足跡が残りやすく、お手入れを負担に感じる方も少なくありません。
また、靴に土がついたまま出かけると車のシートも汚れてしまい、掃除の手間が増えてしまいます。
悩み⑤ 車や建物に泥跳ねする
土の庭に車を停めておくと、強い雨が降った際に車や建物に泥跳ねすることがあります。
特に、台風や夏のゲリラ豪雨などでは泥跳ねが起こりやすく、こまめな掃除や洗浄が必要です。
また、雨がやんでいても土がぬかるんでいると、ペットが庭を歩いた際に泥跳ねが起こり、足やお腹が泥だらけになってしまいます。
悩み⑥ 砂ぼこりが舞う
晴れの日が続くと土が乾き、風が吹いた際に砂ぼこりが舞いやすくなります。
洗濯物や玄関まわりに砂ぼこりがついてしまい、悩んでいる方も少なくありません。
さらに、砂ぼこりの影響で門柱やフェンスも汚れやすくなるなど様々なデメリットがあります。
悩み⑦ 住まいのデザイン性が下がる
おしゃれな建物を建てても、庭が土のままだと住まいのデザイン性を十分に高めることができません。
外構が整っていないと家全体が殺風景に見えてしまい、魅力が半減してしまいます。
さらに、手入れされていない土の庭は防犯面にも影響があるため、注意が必要です。
▷関連コラム:庭の防犯対策10選|空き巣が好む庭の特徴と効果的な外構アイテムをご紹介
土の庭をどうにかしたいときの解決策7選
土の庭をどうにかしたいときに有効な解決策をご紹介します。
施工事例には新築の外構も含まれておりますが、リフォームでも同様の工事が可能ですので、ぜひ参考になさってください。
対策① 天然芝・人工芝を敷く
お子さまやペットが走り回って遊ぶような庭には、天然芝や人工芝を敷く方法をおすすめします。
人工芝の下に防草シートを敷くことで雑草対策になりますし、天然芝も土の庭と比べると雑草は生えにくく、どちらもぬかるみ対策としても効果的です。
また、鮮やかな緑がプラスされることで、外観デザインの向上にもつながります。
天然芝・人工芝それぞれの特徴は、こちらのコラムを参考になさってください。
▷関連コラム:天然芝と人工芝の違いを9項目で比較|後悔しないためのポイントとおしゃれな事例も
対策② 防草シートと「砂利・砕石・ウッドチップ」を敷く
防草シートの上に砂利・砕石・ウッドチップを敷く方法です。
砂利・砕石は人が歩いたときに音が鳴るため、雑草やぬかるみ対策に加えて防犯対策にも効果的です。
ただし、芝やコンクリートと比べて足元が安定しにくいため、庭やアプローチよりも建物の周りなどのスペースへの施工をおすすめします。
ウッドチップはナチュラルテイストの外構デザインにぴったりで、ドッグランなどの庭に採用されるケースも多いです。
▷関連コラム:「砂利+防草シート」は雑草対策に効果的|メリット・デメリットや注意点、DIYについても
対策③ 土を活かして花壇・植栽スペースをつくる
部分的に土の庭を残し、花壇や家庭菜園のスペースにする方法もあります。
花壇の囲いは自然石やレンガ、コンクリートブロックなどが選ばれるケースが多いです。
日当たりや水はけを考慮してレイアウトを決め、外構デザインに合う素材で花壇をつくりましょう。
対策④ レンガや枕木を並べて小道をつくる
土の上にレンガや枕木、敷石を並べて小道をつくる方法もあります。
人が歩ける幅くらいの小道をつくることで、土の庭でも歩きやすくなり、靴が汚れるのを防ぐことが可能です。
また、レンガや敷石は土の色とメリハリをつけられるため、外構デザインにアクセントを加えたいときにもおすすめします。
▷関連コラム:庭に「小道」がある住まい|省スペースで実現するおしゃれな外構アイデア9選
対策⑤ コンクリート・タイル・自然石を敷く
庭の一部にコンクリートやタイル、自然石を敷く方法もあります。
これらは雑草対策として効果が高く、土のぬかるみによる泥汚れも防ぐことも可能です。
モダンな住まいには、上の事例のようにコンクリート敷きのアプローチを採用することで、建物と統一感のあるスタイリッシュな印象を与えることができます。
対策⑥ 真砂土(固まる土)で舗装する
土の庭を真砂土で舗装することで、ナチュラルな庭の印象を保ったまま雑草対策ができます。
真砂土は水をかけると硬化する特性を持つため、雨上がりでもぬかるみにくいのが特徴です。
落ち着いた雰囲気や和風の庭にしたい方には、真砂土などの「固まる土」を使った自然土舗装をおすすめします。
▷関連コラム:「固まる土」で雑草対策|真砂土で舗装した外構のメリット・デメリット、施工事例をご紹介
対策⑦ タイルデッキやテラスをつくる
土の庭にタイルデッキやテラスをつくる方法もあります。
タイルデッキやテラスは土台をつくる際にコンクリート敷くため、土のぬかるみや雑草が生えるのを防ぐことが可能です。
庭の一部をタイルや自然石にすることで、デザイン性が高まるのはもちろんのこと、バーベキュースペースとして使えるなどの実用性も高まります。
土の庭のリフォームでお悩みの方は、茨城県の「つくばガーデン」へご相談ください。
実績豊富なスタッフが敷地の状況を把握したうえで、お客様のライフスタイルに合った工事内容をご提案いたします。
「土の庭」をリフォームしたおしゃれな施工事例
土の庭をリフォームした住まいのおしゃれな施工事例をご紹介します。
①ぬかるみが気になる土の庭をコンクリート敷きに
庭全体が土になっており、ぬかるみやジメジメが気になる状態です。
マットなどを敷いて一時的に対処していました。
車が通るスペースとアプローチにコンクリートを敷き、土のぬかるみ対策をした事例です。
コンクリートは表面に砂利が見える「洗い出し仕上げ」を採用し、外構に表情をプラスしています。
また、部分的に土の状態を残し、ガーデニングや家庭菜園なども楽しめるようにしました。
▷関連コラム:【外構】コンクリート洗い出し仕上げのメリット・デメリット|おしゃれな施工事例も
②自然土の舗装で美しい庭にリフォーム
広い庭のため雑草や植栽の管理が行き届いていない状態でした。
庭の大部分を自然土で舗装し、和庭の美しい景観を保ちつつ雑草対策をしました。
淡い色合いの舗装土によって庭全体の雰囲気も明るくなり、リフォーム前と大きく印象が変わっています。
庭の一部には御影石の平板を敷き、ゆったりとくつろげるテラススペースをつくりました。
自然素材である土や石、そして色鮮やかな緑が調和する、趣ある庭に生まれ変わったリフォーム事例です。
▷施工事例:和モダン・和風の外構をおしゃれにする5つのコツ|施工例を交えて解説
③用途に合わせて土の庭をリフォーム
駐車スペース以外は土の状態で、雑草が生い茂っていました。
アプローチはコンクリート敷きに自然石の乱張りを組み合わせ、デザイン性を高めました。
画像左側の庭には自然土舗装を採用し、ナチュラルな雰囲気を保ちつつ、歩きやすさにも配慮しています。
画像右側のスペースは、植栽を際立たせるためにシンプルな砂利敷きを採用しました。
異なる素材を組み合わせていますが、いずれも土の庭のデメリットである雑草やぬかるみ対策に効果的です。
④土の庭を実用性の高い「テラス」と「花壇」にリフォーム
庭木が植えられた土の庭でしたが、お手入れが行き届いておらず、花壇も活用できていませんでした。
タイルデッキでテラスをつくり、ゆっくりとお茶や趣味の時間を楽しめる実用的なスペースにリフォームしました。
リフォーム前の花壇は地面とフラットで作業しにくかったですが、腰高にして奥行きが浅い設計にすることで、椅子に腰かけながらでもお手入れができます。
土の庭のデメリットを対策しつつ、デザイン性や使い勝手までしっかりと考え抜いたリフォーム事例です。
▷関連コラム:タイルデッキがおしゃれな外構実例|目隠しや屋根付きテラスの事例も
⑤タイルデッキ+サンルームで暮らしにゆとりをプラス
マイホーム建築後、外構工事を進めておらず土の庭のままでした。
ゆったりとした広さのタイルデッキをつくり、その上にサンルームを施工しました。
サンルームがあることで、天気を気にせずに洗濯物を干したりご家族でゆったりと過ごしたりできます。
室内とつながる半屋外空間ができることで暮らしの幅が広がり、家事やリラックスタイムをより快適に楽しめる住まいになりました。
▷関連コラム:サンルーム・ガーデンルームは後付けできる|9つの注意点とメリット・デメリットを解説
まとめ
土の庭は家庭菜園やガーデニングに適していますが、用途によっては使いにくさや泥汚れによるお手入れの負担を感じることがあります。
必要な部分だけ土を残し、その他のスペースは芝やタイルデッキなどを施工することで、デザイン性や実用性を高めた庭をつくることが可能です。
様々な工事内容に対応していて、庭の使い方に合った仕上げ方法を提案してくれる実績豊富な外構専門業者への相談をおすすめします。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
イオンモールつくば内の展示場では、石張りやテラスなどの施工事例を実際にご確認いただけますので、ぜひお気軽にご来場ください。
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