「庭じまい・庭の終活」のビフォーアフター事例|手入れが楽な庭をおしゃれにするコツ
敷地のお手入れが行き届いていないなら「庭じまい・庭の終活」を実践してみてはいかがでしょうか。
こちらのコラムでは、ご家族の暮らしに合った「庭じまい・庭の終活」のビフォーアフター事例をご紹介しています。
手入れが楽な庭をおしゃれにするコツも解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
・「庭じまい」や「庭の終活」は、庭を維持管理しやすい状態にするための外構リフォームです。
・雑草や庭木の伐採・抜根など、成長する植物に対して適切な工事を行うことで、お手入れの負担を軽減できます。
・庭じまいの外構リフォームを多く扱っていて、施工実績が豊富な外構専門業者への相談がおすすめです。
庭じまい・庭の終活とは
「庭じまい」や「庭の終活」とは、外構や庭をリフォームして、庭を維持管理しやすい状態にすることです。
具体的には、次のような工事を行います。
・庭木の伐採や抜根
・雑草対策
・劣化した外構の撤去
・バリアフリー化
・ライフスタイル合うレイアウト変更
老後になって庭の手入れが負担に感じ始めたタイミングで、庭の終活を検討する方が多いです。
荒れた庭をリフォームすることで、近隣トラブルなども起きにくくなります。
また、ご実家に誰も住まなくなり、十分に手入れができなくなったのをきっかけに「庭じまい」するケースも少なくありません。
「庭じまい・庭の終活」のビフォーアフター事例
庭じまいや庭の終活をしたお住まいのビフォーアフターをご紹介します。
①門周りを撤去して今のライフスタイルに合う庭に
【before】
門周りは汚れや劣化が気になる状態です。
門扉やカーゲートも完備していますが、使用頻度が少なく、ライフスタイルに適さない外構でした。
【after】
門周りを全て撤去し、カーポートがついた駐車スペースに変更しました。
コンクリート敷きで仕上げることで雑草対策になり、お手入れの負担を軽減しています。
現在のライフスタイルに合わせ、1階で洗濯物を干せるよう、サンルームも新設しました。
②植栽とフェンスを撤去してすっきりとした印象に
【before】
植栽が伸びて、フェンスが道路側に傾いている危険な状態です。
庭は雑草が生え、手づくりの花壇も上手く活用できていませんでした。
【after】
既存のフェンスと植栽は全て撤去しました。
耐久性のある塀を下部に設け、上部は視線を緩やかに遮る目隠しフェンスを採用しています。
庭には雑草対策としてタイルデッキを採用しました。
目隠しフェンスがあるため、テーブルやチェアを置いてゆったりとくつろげる「アウトドアリビング」として活用できます。
花壇は腰高にして範囲を限定することで、お手入れ時の身体への負担も軽減できるようにしました。
③門周りの植栽を撤去
【before】
門周りの庭木が成長して高くなり、お手入れが行き届かない状態でした。
【after】
門周りの花壇にあった植栽をすべて撤去し、お手入れのしやすい庭木や草花を新たに植え替えました。
ステップを本来の広さで使えるようになったため、2人並んでの移動も可能になり、将来介護が必要になった場合でも安心して暮らせます。
④植栽から目隠しフェンスに
【before】
背の高い植栽が境界沿いに並んでいる庭です。
目隠しとしては効果的ですが、ご自身でお手入れするのが難しい高さまで成長していました。
【after】
不要な植栽は全て撤去して、視線をしっかりと遮れる高さの目隠しフェンスにリフォームしました。
高さのあるフェンスですが、白を選んだり適度な隙間を設けたりすることで圧迫感を軽減させています。
古くなっていた花壇はレンガで整え、庭のデザイン性も高めました。
⑤植栽の剪定と雑草対策ですっきり
【before】
道路から庭への通路となるスペースです。
植栽や雑草が生い茂り、車で移動する際にも圧迫感がありました。
【after】
植栽を全体的に剪定し、すっきりした印象に生まれ変わりました。
植栽スペースを大谷石で仕切り、メリハリのあるおしゃれな空間にしています。
通路に採用した「固まる土」は、デザイン性を高めるとともに雑草対策にも効果的です。
⑥雑草だらけの庭にアプローチを新設
【before】
駐車スペースだけが舗装されていて、周辺は雑草や植栽が生い茂っている状態でした。
【after】
雑草と不要な植栽を撤去し、新たにアプローチをつくりました。
アプローチをおしゃれに彩る自然石の乱張りは、部分的に施工することでアクセントになり、リフォーム費用も調整できます。
周辺は固まる土や砂利で雑草対策をして、お手入れの負担を軽減できるようにしました。
「庭じまい・庭の終活」を検討している方は、茨城県の「つくばガーデン」へご相談ください。
実績豊富なスタッフがお庭の状況を把握したうえで、適切な工事内容をご提案いたします。
手入れが楽な庭をおしゃれに仕上げるコツ
手入れのいらない庭をおしゃれに仕上げるコツをご紹介します。
①現状の庭の不満点を明確にする
現状の庭の不満点を挙げることで、リフォームすべき箇所が明確になります。
・雑草抜きが大変
・植栽を剪定できない
・アプローチが不安定で歩きにくい
ご自宅の庭を改めて見直し、なぜ庭じまい・庭の終活をしようと思ったのか冷静に分析しましょう。
②理想とする庭の使い方を考える
理想とする庭の使い方を考えることも大切です。
・サンルームで洗濯物を干したい
・駐車スペースを広くしたい
・ゆったりと過ごせるテラスが欲しい
・孫や愛犬が走り回れる庭にしたい
庭の使い方を具体的に考えることで、使われていなかったスペースが生きる場合もあります。
今のライフスタイルだけでなく、将来的な暮らしを想定して、庭の活用方法を考えることが大切です。
③不要な物と残したい物を決める
庭じまいでは、既存の外構や植栽を撤去するリフォームも多いです。
そのため、不要な物と残したい物をしっかりと判断することをおすすめします。
お手入れの楽さを優先させて、思い入れのある木を撤去すると、後々後悔につながるかもしれません。
リフォーム後も愛着の持てる庭になるよう、ご家族の思い出と今後の暮らし方を両立させて検討することが大切です。
④適切な雑草対策を取り入れる
庭じまい・庭の終活をする場合、雑草対策は必ず取り入れたいポイントです。
庭・アプローチ・建物周りなど、各スペースに適した対策を検討しましょう。
例えばデザイン性に大きく影響する庭は、砂利やコンクリートで仕上げるのではなく、固まる土を用いることで景観を保ちやすくなります。
見栄え・効果・費用などを総合的に判断し、適切な雑草対策を検討することが大切です。
<関連コラム>
・雑草対策10選|メリット・デメリットや失敗を防ぐポイントをチェック
・「固まる土」で雑草対策|真砂土で舗装した外構のメリット・デメリット、施工事例をご紹介
⑤ローメンテナンスな素材を採用する
ローメンテナンスな素材を採用することで、お手入れの負担を軽減できます。
・自然木のウッドデッキをタイルデッキに変える
・落葉樹を「成長が緩やかな常緑樹」に植え替える
・石やタイルなどのメンテナンスフリーな素材を選ぶ
他にも様々な方法がありますので、外構の専門業者へ相談し、お住まいの庭に合った素材を提案してもらいましょう。
⑥植栽の量や範囲を限定する
お手入れを楽にしたいけれど、デザイン性を考慮して植栽も取り入れたいという方は多いです。
その場合は、植栽の量や範囲を限定することで、身体への負担を軽減できます。
腰掛けて作業ができる高めの花壇にしたり、庭の一角に小さなガーデニングスペースを設けたりするなど、ご自身の身体や生活スタイルに合わせた庭づくりを検討することが大切です。
⑦既存の外構に合うデザインを取り入れる
庭じまいや庭の終活を行う際は、既存の外構に調和するデザインを取り入れることが重要です。
リフォームした部分だけが全く異なるテイストになると、全体の印象に違和感が生じます。
建物と外構のバランスも考慮したうえで、統一感のある仕上がりを目指しましょう。
⑧老後の暮らしに対応できるようにする
庭の終活をするなら、老後の暮らしに対応できるような外構にリフォームすることもポイントです。
・ステップをスロープにする
・アプローチの幅を広げる
・手すりをつける
・色や素材を工夫して段差を明確にする
・照明を取り入れて足元を照らす
お手入れの楽さだけでなく、このような安全性を高めるリフォームも検討することで、使い勝手の良い庭が実現します。
まとめ
庭じまいや庭の終活を行うことで、お手入れが負担になりにくく、老後の暮らしにあった外構を取り入れることができます。
敷地の状態やご家族のライフスタイルによって、採用すべき工事内容は異なるため、不満点や理想の暮らしをイメージしながら検討することが大切です。
庭じまいは伐採・抜根や既存の外構の解体などが伴う工事のため、庭のリフォームの実績が豊富な住宅会社へ相談しましょう。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様の暮らしを踏まえた「庭じまい・庭の終活」をご提案いたします。
イオンモールつくば内の展示場では、外構の施工事例を実際にご確認いただけますので、リフォームを検討中の方はお気軽にご来場ください。
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