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庭じまい

庭木の根っこを抜く方法|伐採との違いやリフォーム事例、自分で抜根できるのかについても

庭木の根っこを抜く方法

敷地にある不要な庭木の根っこを抜くことで、庭の環境が良くなりスペースを最大限に活用することが可能です。

そこで今回は、庭木の根っこを抜く方法や伐採・伐根のリフォーム事例をご紹介します。

伐採との違いやご自身での作業についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 


コラムのポイント

・木の根っこを抜くことで再成長を防ぐことができ、地面を平らにできるため庭の安全性も高まります。
・水道・ガスなどの配管が絡んでいたり、庭木周りのスペースが狭くて重機が使えない場合は、抜根よりも伐採の方が適しているケースもあります。
・伐根は重労働で身体への負担が大きいため、まずは専門業者へ相談して適切な工事内容を判断してもらうことをおすすめします。


 

「伐採」と「抜根」の違いとは

伐採と伐根

「伐採」と「抜根」はいずれも植栽の処理方法ですが、対象となる部分や目的が異なります。

・伐採:地上に出ている木を伐り倒す
・抜根:伐採した木の根っこまで抜く

庭の見栄えを良くしたい場合は伐採、完全に庭木を処分したい場合に抜根を選択します。

抜根と比べて伐採の方が難易度が低くて作業時間も短いため、費用は割安です。

 

庭木の根っこを抜いて撤去するメリット

不要な庭木

庭木の根っこを抜いて撤去するメリットをご紹介します。

 

①庭木の再成長を防げる

木の根っこまで抜くことで再成長を防ぐことができ、庭木を管理する手間が必要ありません。

その分、ガーデニングや家庭菜園など、他のお手入れに時間をかけることができます。

ただし、切り株に加工すれば成長は止められるため、必ずしも抜根が必要なわけではありません。

 

②根っこにつまづくなどのリスクを軽減できる

不要な庭木を伐っても地盤面から切り株が出ていると、つまづいて転倒するリスクがあります。

お子さまや愛犬が走り回る庭や頻繁に使う動線上に切り株が残っていると危険です。

根っこまで抜くことができれば、平らに地面を均すことができるため、お庭の安全性が高まります。

 

③害虫対策になる

地中に根っこが残ったままだと、腐敗して害虫の発生につながるケースもあります。

具体的には、シロアリやキクイムシ、スズメバチなどが発生するなどの事例です。

抜根という選択肢を取ることで、害虫に関するリスクを軽減しやすくなります。

▷関連コラム:庭におすすめな害虫対策7選|害虫が発生する原因やリフォームでも可能な方法を解説

 

④他の外構工事や地中の配管に影響しない

手入れできない庭木を放置しておくと、根が延びて他の外構工事や地中の配管に影響するケースもあります。

例えば、根が太くなりコンクリートやアプローチなどが浮き上がるなどの事例です。

完全に根を抜ければ周囲に悪影響を及ぼす心配はありませんが、すでに配管と根が干渉している場合は工事によって破損する可能性もあるため、抜根しない方が良いケースもあります。

専門家に状態を確認してもらった上で、抜根すべきなのか判断してもらうことが大切です。

 

庭木の根っこを抜く方法

庭木の根っこを抜く方法

庭木の根っこを抜く方法をご紹介します。

庭木のサイズや周辺環境によって、適した抜根方法は異なるため、専門家への相談がおすすめです。

 

①掘り起こす

シャベルで切り株の周りを掘り、ノコギリなどで根を伐りながら、土ごと掘り起こす方法です。

幹の太さが人間の腕程度の木でも、手作業で掘るのは大きな労力がかかります。

そのため、この方法が現実的に可能なのは、細くて根が広がっていない庭木に限られます。

 

②てこの原理で引き抜く

切り株の周囲を掘って伐った後に、棒やレバーを使って根を「てこの原理」で持ち上げて抜きます。

中木や根が張っている場合に採用されるケースが多いです。

 

③薬剤を使う

切り株の断面部に薬剤を塗り、根を枯らしてから抜く方法です。

大きな力が必要ない点がメリットですが、周囲の植栽の根まで枯れる可能性があります。

 

庭木の抜根にかかる費用

伐根費用

庭木の抜根にかかる費用は、植栽や敷地の状態に大きく影響するため、実際に現場を確認しないと判断できません。

現地の状況によっては抜根が難しく、切り株の状態にして残す事例も多いです。

まずは信頼できる業者に相談し、抜根の必要性や作業が現実的なのかを判断してもらいましょう。

 

庭木を伐採・抜根した外構のリフォーム事例

庭木の伐採・抜根を伴う外構リフォームをした事例をご紹介します。

 

①生垣を撤去して目隠しフェンスへリフォーム

ボリュームのある生垣

生垣が成長しており、道路側に飛び出ているような状態でした。

生垣を目隠しフェンスにリフォーム

生垣をすべて撤去し、目隠しフェンスを施工しました。

適度に目線を遮りつつ、日差しや風を取り入れられる心地良い庭へリフォームした事例です。

▷施工事例:目隠し対策リフォーム

 

②敷地沿いの庭木とフェンスを撤去

道路側に傾いた庭木とフェンス

敷地沿いにデザイン性のあるフェンスを施工した外構でしたが、植栽の成長によって圧迫感が出ていました。

庭木のないすっきりとした塀とフェンス

背の高い庭木を撤去し、塀と目隠しフェンスを施工しています。

目隠しフェンスの内側にはタイルデッキのテラスをつくり、くつろげる庭へリフォームしました。

▷施工事例:庭・フェンスのリフォーム

 

③門周りの庭木を整理

伸びきった庭木

門周りの植栽が成長し、門周りが隠れてしまう状態でした。

スッキリとした門周り

門壁と一体の花壇に植わっていた庭木を撤去し、草花や低木を新たに迎えて景観を整えました。

門周りのデザインがよく見えるようになり、外観のデザイン性が高まったリフォーム事例です。

 

④庭木をおしゃれな造作壁にリフォーム

2本の植栽が生えた庭

庭に2本の庭木が植わっている庭でした。

テラスへリフォーム

庭木を撤去して一部の芝を剥がし、砂利敷きへ変更しました。

境界沿いに背の高い目隠しフェンスと造作壁を採用し、リゾートテイストの庭へリフォームしています。

▷施工事例:庭のリフォーム

 

庭のリフォーム事例はこちらのコラムでも解説しております。

▷関連コラム:外構リフォームのビフォーアフター事例15選|庭・フェンス・駐車場・テラス・目隠しなど

 

庭木の伐採・抜根を検討している方は、茨城県の「つくばガーデン」へご相談ください。

お客様のご意向を伺ったうえで、経験豊富なスタッフが最適なリフォーム方法をご提案いたします。

無料相談会

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自分で根っこを抜くことはできるのか

伐根した木

ネットなどで情報収集すると、ご自身で庭木の根っこを抜く方法などが紹介されています。

確かに、庭木のサイズや根の広がり方によっては、ご自身での抜根が可能なケースもあります。

しかし、根は地中深くまで伸びていて絡み合っている事例が多いため、抜根は難易度が高く重労働な作業です。

ご自身で抜根をやり始めても結局業者へ依頼することになったり、他の庭木の根まで傷つけたりすることも想定できるため、専門家への依頼をおすすめします。

 

庭木を抜きたいなら専門家へ相談を

庭木を抜いて撤去したいと考えているなら、まずは専門家への相談がおすすめです。

専門家へ依頼すべき理由をご紹介します。

 

庭を見ただけでは作業の難易度が判断できないから

抜根をやったことがない場合、庭を見たり木に触れたりしただけでは、根の広がりや深さを判断することができません。

専門的な業者であれば樹種や幹の太さ、地盤の状態などから作業の難易度を予想し、対応を考えられます。

敷地に重機が入らなかったり配管と根が絡んでいたりする場合、リスクを回避するために抜根ではなく伐採に切り替えるなどの判断も可能です。

 

重労働のため身体へ負担がかかるから

木を伐ってから根っこを抜く作業は、重労働のため身体への負担が大きくなります。

長時間の作業によって足腰を傷める可能性がありますし、ノコギリなどの使い方に慣れていないとケガをするかもしれません。

専門の業者に依頼すれば、経験豊富なスタッフが安全に作業を行うため、安心して任せることができます。

 

抜根後の木を処分してくれるから

プロに依頼すれば抜根はもちろん、作業後の木の処分まで依頼できます。

ご自身で抜根した場合、大量の木の幹や根を処分しなければならず、片付けだけでも手間に感じるケースも多いです。

自治体によってゴミ収集のルールも異なり、有料や処理場への持ち込みが必要なケースもあるため、業者に依頼した方が負担になりません。

 

他の外構や植栽にも配慮してくれるから

抜根を専門業者に依頼した場合、他の外構や植栽をにも慮してくれるため安心です。

根を抜く工事における配慮はもちろんのこと、中には地中に埋まった配管の状況を考え、あえて抜根を行わない判断をするケースもあります。

無理に工事を進めるのではなく「敷地状況・既存の外構・配管の状態」を総合的に判断し、リスクの高い工事は断ることができる信頼できる業者に相談することが大切です。

 

まとめ

不要な庭木は伐採ではなく根っこまで抜くことで、様々なメリットがあります。

幹の太さや敷地の状況によっては抜根ではない選択肢を取った方が良いケースもあるため、まずは専門家への相談をおすすめします。

伐採・抜根の実績が豊富な外構専門業者に相談し、最適な方法を提案してもらいましょう。

 

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフが敷地の状況を確認したうえで、庭木の適切なリフォーム方法をご提案いたします。

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