生垣をフェンスに変えて外構の手入れを楽に|メリットやリフォームの施工事例をご紹介
生垣をフェンスに変えるリフォームは、庭の手入れを楽にしたい方におすすめです。
・お庭の生垣を管理しきれていない
・生垣によって光や風の通りが悪くなっている
・生垣に害虫が発生していて庭が活用できない
このようなお悩みをお持ちの方は、フェンスへのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
生垣をフェンスに変えるメリット・デメリットや施工事例などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
コラムのポイント
・生垣をフェンスに変えると庭の手入れが楽になり、日当たり・風通しを改善できるなどのメリットがあります。
・目隠ししたい場所や既存の外構デザインとのバランスを考えながら、フェンスを選ぶことが大切です。
・生垣はしっかりと伐採・伐根する必要があるため、施工実績が豊富で技術力のあるエクステリア専門業者への相談をおすすめします。
生垣をフェンスに変えるメリット
生垣をフェンスに変えるメリットをご紹介します。
生垣を剪定する手間が省ける
生垣は時間が経つにつれ成長するため、定期的に剪定しなければなりません。
年に1~2回の頻度で剪定する必要があり、広範囲の場合は体力も時間も必要です。
フェンスに変えることでメンテナンスが不要になり、庭の手入れにかかる手間を大幅に削減できます。
落ち葉の片付けが不要
生垣の樹種によっては秋から冬にかけて落葉しますが、寒い時期の落ち葉掃除に負担を感じている方は多いです。
フェンスなら季節に左右される手入れは不要です。
気になったときに汚れを拭き取ったり水で洗い流すだけで済むため、お庭の管理が大幅に楽になります。
害虫が発生しにくくなる
生垣は樹木のため、樹種によっては害虫が発生することもあります。
害虫が発生すると殺虫剤などを使う必要がありますが、お子さまやペットがいるご家庭では「薬剤を使えなくて悩んでいる」というケースも少なくありません。
生垣からフェンスに替えることで害虫の心配が減り、ご家族がより快適に過ごせる空間になります。
庭への日当たりが確保できる
生垣が成長して背が高くなり、葉が生い茂ってくると、庭まで日差しが届かなくなるケースも少なくありません。
目隠しとしては効果的ですが、暗くてジメジメとした庭では快適性が低下します。
適度に採光が確保でき、目隠し効果もあるフェンスを選べば、庭の快適性を高めることが可能です。
近隣住民や通行人とのトラブルを避けることができる
生垣を管理できていない住まいは、近隣住民や通行人とのトラブルになる可能性もあります。
具体的には次のような内容です。
・隣家や道路に生垣が越境して危ない
・落ち葉が隣家の庭に落ちてしまう
・生垣が成長しすぎて隣家の日当たりに影響する
生垣をフェンスに変えることで、これらのトラブルを避けることができ、近隣との良好な関係を保ちやすくなります。
生垣をフェンスに変えるデメリット
生垣をフェンスに変える際には次のようなデメリットに注意しましょう。
・外構の彩りがなくなって殺風景になる
・道路からの視線が気になりやすくなる
生垣の緑がなくなりシンプルなフェンスに変わると、外構デザインが味気なく感じることがあります。
木目調のフェンスを選んだり植栽や草花をレイアウトすることで無機質な印象を和らげることが可能です。
また、フェンスの種類によっては庭のプライバシー性が低下する可能性もあるため、気になる方は目隠し効果のあるものを選びましょう。
生垣からフェンスへリフォームした外構の施工事例
生垣からフェンスへリフォームした外構の施工事例をご紹介します。
①生垣から目隠しフェンスへリフォーム
【before】
生垣が伸びすぎて道路にはみ出しており、高さにもばらつきがあって目隠し効果が不十分な状態でした。
【after】
落ち着いたブラウンの目隠しフェンスへリフォームしました。
境界にはブロックを1段並べ、その内側に基礎とフェンスを施工しています。
程よく視線を遮りつつ、採光・採風も確保できる快適なお庭に生まれ変わりました。
②爽やかな白のフェンスへリフォーム
【before】
以前は生垣として機能していましたが、木が伸びきって庭の目隠しとしての役割を十分に果たせない状態でした。
【after】
採光・採風を確保するため、上部に隙間がある目隠しフェンスを採用しました。
背の高いフェンスですが、白を選ぶことで圧迫感や閉塞感のない明るい印象の庭に仕上げています。
③圧迫感のある生垣・フェンスを撤去
【before】
生垣が成長し、フェンスに負荷がかかって傾いているという危険な状態でした。
【after】
基礎とブロック塀を施工した上に、建物の色に合うブラウンのフェンスを採用しています。
目隠しとしての役割を果たしつつ、すっきりとした抜け感のある印象になり、外構全体のデザイン性も向上しました。
生垣をフェンスに変える際のポイント
生垣からフェンスへリフォームする際に考えるべきポイントをご紹介します。
①フェンスの仕様を確認する
フェンスへリフォームする際は、目隠し・日当たり・風通しを考えて商品を選ぶことがポイントです。
板材同士にある隙間の幅によって、採光や採風、目線の抜けに差が出ます。
また、板材がクリアなパネル材の場合は、光を通しつつ視線を遮ることが可能です。
フェンスにどのような機能性を求めるのかを考え、細部のデザインまで確認しましょう。
②フェンスの施工範囲や高さにこだわる
フェンスの施工範囲や高さにこだわることは、快適な外構づくりにおいて大切なポイントです。
低すぎるフェンスでは、道路や隣家からの視線が気になりやすく、高すぎると庭に圧迫感や閉塞感が生じる可能性があります。
また、敷地全体を背の高い目隠しフェンスで囲うと近隣からの印象が重くなるケースや、不審者が侵入した際に外から気づきにくいといったリスクもあるため注意が必要です。
目隠しをしたい場所とシーンを明確にすることで、適切なフェンスの位置・高さを検討することができ、機能性とデザイン性のバランスが取れた外構に仕上がります。
詳しくはこちらのコラムで解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・目隠しフェンスで後悔した事例と対策10選|感じ悪いと苦情が出る理由とは
・【目隠しフェンスの高さ】施工例を使ってケース別に解説|理想的な高さにするポイントも
③既存の外構と調和するデザインを選ぶ
既存の外構と調和するデザインを選ぶことも大切です。
元々は生垣だった外構デザインがフェンスに変わると、無機質や殺風景な印象を与える可能性があります。
生垣のナチュラルな印象を残したいなら、木目調やブラウン系などのフェンスがおすすめです。
④残したい木がある場合は事前に伝えておく
生垣を伐採・伐根する際に、周辺の植栽も撤去するか検討する方は多いです。
全ての植栽を撤去する場合は業者に伝えやすいですが、残したい木がある場合は誤って伐根されないように注意しましょう。
残しておきたい木がある場合は、現場での立ち会い時に明確に伝えるとともに、リボンを巻いて印をつけるなどの対策をおすすめします。
⑤彩りをプラスしたいなら庭木や草花を植える
生垣の代わりになるもので庭の彩りをプラスしたいなら、フェンスの内側に庭木や草花を植える方法がおすすめです。
フェンスの内側なら室内や庭から美しい植栽を眺められますし、越境して近隣住民などに迷惑をかける心配もありません。
上の事例のように花壇をつくっても良いですし、シンボルツリーや低木をバランスよく配置したり、プランターを活用したりする方法もあります。
⑥施工実績が豊富な外構専門業者に依頼する
生垣からフェンスへのリフォームは、施工実績が豊富な外構専門業者へ依頼しましょう。
実績のない業者では生垣を完全に伐根できず、地盤面が不安定になって安全性に欠けたり、地中に残った根が腐ったりするケースがあるからです。
また、庭の使い方などをしっかり伺ったうえで、適切なフェンスを選んでくれるような提案力のある会社をおすすめします。
私たち「つくばガーデン」は外構リフォームの実績が豊富なエクステリア専門業者です。
庭のお悩みをお伺いしたうえで、最適なリフォーム内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
生垣をフェンスに変えることで、手入れの負担がかからない庭をつくることができます。
フェンスの方が外構デザインもすっきりしますし、日当たり・風通しが良くなるケースも多いです。
より快適な庭にするために「お住まいの生垣が本当に必要かどうか」を改めて見直してみることをおすすめします。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いしたうえで、お住まいに合うフェンスをご提案いたします。
イオンモールつくば内の展示場で、様々な素材やデザインのフェンスを実際にご覧いただけますので、ぜひお気軽にご来場ください。
〒305-0071 茨城県つくば市稲岡66-1 イオンモールつくばH区画