【庭に日陰をつくる】日差しを遮るアイデア実例8選|庭木やシェードなどの効果的な方法をご紹介
庭に日陰をつくると強い日差しを遮ることができ、屋外で快適な時間を過ごせます。
ゆっくりとお茶や食事を楽しめて、読書やヨガに集中できるような日陰の庭は魅力的ですよね。
そこで今回は、敷地の日差しを遮るアイデア実例をご紹介します。
DIYやリフォームで日陰をつくる方法なども解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
・敷地内に日陰をつくると、庭の快適性が高まって長時間過ごしやすくなり、活用の幅も広がります。
・庭の日陰は、シェードや庭木、フェンスなど様々な方法でつくることが可能です。
・お住まいの環境に合わせた日除けを採用するために、提案力のある実績豊富な外構専門業者へ相談しましょう。
庭に日陰をつくるメリット
庭に日陰をつくるメリットをご紹介します。
日差しが強い日でも庭で快適に過ごせる
庭に日陰があれば、日差しが強い日の暑さやまぶしさを軽減でき、庭の快適性を高めることが可能です。
お子さまやペットを遊ばせていても、日陰で一休みしながら熱中症対策もできるため、安心して過ごせます。
日陰の庭は、日向と比べて日焼けもしにくく、肌へのダメージを抑えられる点もメリットです。
アウトドアリビングとして長時間活用しやすい
日陰のテラスがあれば、アウトドアリビングとしても活用しやすいです。
ご家族や友人と食事を楽しんだり、ゆっくり語り合ったりできるくつろぎのスペースを屋外にも確保できます。
長時間過ごせる日陰のスペースなら、仕事や趣味も集中しやすくなり、庭を幅広い用途で使うことが可能です。
室内への日差しを遮れる
建物前の庭に日除けがあれば、室内への強い日差しを和らげることが可能です。
特に夏場は、窓に強い直射日光が当たって室温が上昇しますが、建物前に日陰をつくれば快適な室内環境が整います。
また、室内の温度上昇を防げれば光熱費の節約にもつながるなど、庭の快適性だけでなく多方面にメリットをもたらす点も特徴です。
直射日光に弱い植物などを育てやすい
庭に日陰をつくると、直射日光に弱い植物などを育てやすいです。
苔庭などは適度な日陰と湿気が必要なため、日当たりの良い庭での生育には向いていません。
他にも、美しい花をつけるアジサイやスズランなど、半日陰や日陰を好む植物は意外と多くあります。
日当たりの良い庭では取り入れられないような、幅広い植物にチャレンジできる点も日陰をつくるメリットです。
日除けの種類によっては視線も遮れる
日除けの種類によっては目線を遮ることもできます。
フェンスや塀のような背の高い日除けは、道路や隣家からの視線を遮るのに効果的です。
また、屋根のような日除けを設ければ、隣家の二階からの目線対策にもなります。
日差しだけでなく視線も遮れると、庭で過ごす時間がより快適になり、暮らしの幅が広がるはずです。
日差しを遮る外構のアイデア実例8選
日差しを遮って庭に日陰をつくるアイデアと実例をご紹介します。
①パーゴラ+シェードをつける
柱と桁などでつくられたパーゴラに、日除けであるシェードを取り付ける方法です。
上の事例では、タイルデッキに半円型のパーゴラを採用し、シェードと軒下によって日陰のテラスをつくりました。
パーゴラを採用することで、安定性の高い広範囲の日除けが可能になり、外構のデザイン性も高まります。
こちらは屋根付きのパーゴラにシェードを採用した事例です。
シェードを使わないときはすっきりと収納できるため、開放感のある外構デザインにできます。
屋根付きなので、多少の雨なら雨に濡れずに庭で過ごすことが可能です。
②葉の生い茂る庭木で日差しを遮る
葉の生い茂る庭木を採用して、日除けをつくる方法です。
常緑樹なら1年中木陰をつくることができ、葉の密度が高い樹種もたくさんあります。
窓の前に庭木を植えるなら、冬場は日差しを遮らず柔らかな光を取り込めるように、寒い時期は葉を落とす落葉樹がおすすめです。
③背の高い生け垣をつくる
背の高い生け垣によって日陰をつくる方法もあります。
生け垣は成長して伸びていくため、日除けに適した高さに調整しやすいです。
生け垣は葉の密度が高く、目隠しとしても効果を発揮します。
背の高い生け垣は塀と比べて閉塞感が出にくく、どんなテイストの外観にも馴染みやすい点も魅力です。
④隙間の少ない目隠しフェンスを立てる
背の高い目隠しフェンスでも、ある程度日差しを遮ることができます。
フェンスにはわずかな隙間が空いているため、完全に日差しを遮らずに風通しも確保したい場合などにおすすめです。
境界に沿って施工できるため、日陰の庭を広く活用できます。
⑤テラス屋根を採用する
大きな窓の前にテラス屋根を施工して、建物前の庭を日陰にする方法です。
室内へ入る日差しも遮るため、部屋の温度上昇を軽減することが可能です。
庭のレイアウトに合わせた幅・奥行きが選択でき、上の事例のような正面にパネルがついた目隠しタイプもあります。
⑥遮光性のあるカーポートを設置する
遮光性のあるカーポートを使い、駐車スペースを日陰にする方法です。
普段は愛車に直射日光が当たるのを防げるため、ボディの劣化を抑えられます。
休日は車を横にずらし、カーポートの下でプールをするなど、お子さまの遊び場としても活用が可能です。
⑦ガーデンルームを施工する
建物と接するガーデンルームを施工して、日陰をつくる方法もあります。
ガーデンルームとは、ガラスやアクリルパネルで囲われた、半屋外のスペースのことです。
シェードを付ければ、ガーデンルームと室内の日除けができ、アウトドアリビングの快適性を高められます。
ガーデンルームの扉を全て閉め、リビングの窓を開けておけば、涼しい室内の空気を取り込むことも可能です。
⑧くつろげる小屋を置く
外構工事によって、庭に小屋を設置する方法です。
小屋の中や周辺は日陰になるため、ゆったりとくつろぐスペースを確保できます。
ただし、夏場の小屋の中は高温になるため、冷房設備がついていると快適です。
DIYによって庭に日陰をつくる方法
DIYでも庭に日陰をつくることは可能です。
上の事例では、建物とフェンスに紐を結び、簡易的なシェードを後付けしました。
ホームセンターなどで気軽に購入でき、おひとりでも設置可能です。
また、植物を育ててグリーンカーテンをつくる方法もあります。
グリーンカーテンは、窓の前にネットを張ってツルが延びる植物を育て、カーテンのようにすることです。
一部の庭や室内の日差しを遮り、快適性を高められます。
シェードもグリーンカーテンもDIYによって設置可能ですが、日除けできる範囲が限定的で、安定性に欠けるなどのデメリットがあります。
効果的な日除けを広範囲に施工したいなら、信頼できる外構専門業者への依頼がおすすめです。
日除けはリフォームで後付けできるのか
ご自宅で暮らしていると「ここが日陰だったら過ごしやすかったのに」と感じるタイミングもありますよね。
リフォームによって庭に日陰をつくることは可能なため、ご要望を実現して庭の快適性を高められます。
今回ご紹介したすべてのアイデアは、スペースがあればリフォームでも施工可能です。
お庭のレイアウトや日差しを遮りたい場所などに合わせて、適切な日除けの方法を検討しましょう。
「つくばガーデン」では、理想的なお庭の過ごし方をお伺いし、日陰をつくるための最適なプランをご提案いたします。
管理しきれていない庭をリフォームして、活用の幅を広げたいという方も、お気軽にご相談ください。
まとめ
様々な方法を使って敷地に日陰をつくり、庭の快適性を高めれば、活用の幅が大きく広がります。
日陰で何をしたいのかを明確にして、日除けの種類や範囲を検討することが大切です。
日除けとしての機能性だけでなく、周りの外構と調和が取れたデザインやレイアウトを取り入れる必要があるため、提案力のある実績豊富なエクステリア専門業者に相談しましょう。
つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。
経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いしたうえで、お庭に適した日除けを提案し、外構をトータルコーディネートいたします。
イオンモールつくば内の展示場で、庭木やフェンス、ガーデンルームなどを実際にご覧いただけますので、ぜひお気軽にご来場ください。
〒305-0071 茨城県つくば市稲岡66-1 イオンモールつくばH区画