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外構の豆知識

「日当たりが悪い庭」をおしゃれにする8つの方法|日陰に強い植物もご紹介

「日当たりが悪い庭」を おしゃれにする8つの方法

日当たりが悪い庭でも、おしゃれで使い勝手の良いスペースにしたいですよね。

しかし、日陰の庭の活用方法や暗さに対する改善策が分からないと感じている方も少なくないはずです。

 

そこで今回は、「日当たりが悪い庭」をおしゃれにする方法をご紹介します。

日陰の庭に適した外構スペースや耐陰性が高い植物もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


コラムのポイント

・日当たりが悪い庭は、暗くて水はけが悪いなどのデメリットがありますが、夏は涼しく落ち着いた空間をつくりやすい点がメリットです。
・明るい外構アイテムを採用したり、耐陰性の高い植物を植えて彩りをプラスすることで、日陰の庭をおしゃれに仕上げられます。
・敷地に合わせた外構提案が得意で植栽の知識を持っている、実績豊富なエクステリア専門業者に庭づくりを依頼することがポイントです。


 

日当たりが悪い庭のメリットとデメリット

日当たりが悪い庭

▷施工事例:茶室

まずは、日当たりが悪い庭のメリット・デメリットを確認しましょう。

 

メリット

日当たりが悪い庭には、次のようなメリットがあります。

・夏場は快適に過ごしやすい
・落ち着いた空間づくりができる
・物の色あせを防げる

 

日当たりが悪い庭は日陰になるスペースが多いため、夏場でも気温が上昇しにくい点が特徴です。

また、日当たりが良すぎると眩しくて長時間外で過ごしにくいですが、日当たりが悪い庭ではゆったりとくつろげる空間をつくりやすくなります。

直射日光が当たりにくい庭は、外構アイテムや車などの色あせ・劣化を防げる点もメリットです。

 

デメリット

日当たりが悪い庭のデメリットをご紹介します。

・水はけが悪くジメジメしやすい
・植物が育ちにくい
・地盤がぬかるみやすい
・苔などが生えやすい
・雪が解けにくい

 

日陰の庭は湿気が溜まりやすくて居心地が悪かったり、外構の仕上げ方によっては地面がぬかるむこともあります。

また、日射がないと植物が育ちにくく、せっかく植えた庭木や草花が根腐れするケースも少なくありません。

 

日陰の庭に適した外構スペース

日影の庭

▷施工事例:静けさの門柱

日陰の庭に適した外構スペースをご紹介します。

 

駐車・駐輪スペース

日当たりの良し悪しの影響を受けない、駐車・駐輪スペースは日陰でも問題ありません。

むしろ、夏場に車内が高温になるのを防げますし、直射日光によるボディの劣化を軽減させることもできます。

冬場に窓ガラスが凍りやすくなる点はデメリットです。

 

物置の設置場所

物置の設置場所としても日陰は適しています。

日当たりが良くても悪くても問題ないため、家の裏手側の日陰などに物置を施工するケースも多いです。

日陰に置くことで、物置内の温度上昇を防ぐことができます。

 

テラススペース

一般的に日当たりの良い空間につくることが多いテラススペースですが、夏場の利用が多いなら日陰にあった方が快適です。

日陰にくつろげるスペースがあることで、眩しさや暑さを軽減させることができます。

午前中は朝日が射しこみ、日中から夕方は日陰になるような、半日陰の空間もおすすめです。

 

日陰・日当たりが悪い庭をおしゃれにする8つのポイント

日陰や日当たりが悪いスペースでもおしゃれな庭として活用したいと考えている方におすすめの方法をご紹介します。

 

①舗装してぬかるみやジメジメを防ぐ

日影の庭の舗装

▷施工事例:和風モダン

ジメジメしてぬかるんだ庭では、使い勝手が悪くて見栄えしません。

タイルや自然石、コンクリートなどで舗装してデザイン性を高めつつ、ぬかるみ対策もしましょう。

コンクリートの場合、砂利の表情を楽しめる洗い出し仕上げの採用もおすすめです。

 

②明るい色の砂利を敷く

明るい色の砂利

▷施工事例:和のビフォーアフター

日当たりが悪い庭は暗くなりやすいため、白っぽい色の砂利を敷きましょう。

上の画像は、グレーと白の砂利の対比を楽しめるようにした北面の庭です。

同じ砂利でも白色の方が明るい印象になり、ジメジメとした雰囲気を感じさせません。

より高級感を出したい場合は、白系の敷石などもおすすめです。

 

③人工芝を敷く

日影の人工芝

天然芝は日照が必要ですが、人工芝であれば日当たりが悪い庭でも問題なく敷くことができます。

むしろ、直射日光が当たらない日陰の庭なら、人工芝の劣化の進行を抑えやすいです。

芝生の庭は色鮮やかでおしゃれですし、ペットやお子さまの遊び場としても活躍します。

透水性の高い人工芝を選び、水はけの良い芝生の庭をつくりましょう。

 

④日陰に強い植物を植える

日影に強いアセビ

日陰に強い植物を植えることで、日当たりが悪い庭でも枯れることなく美しい状態を保ちやすくなります。

 

具体的には、次のような植物がおすすめです。

アセビ
(常緑低木)
新芽は紅色だが2月下旬~4月上旬に小さな白い花が咲く。
アオキ
(常緑低木)
葉だけでなく枝まで青く(緑)、冬には赤い実をつける。
アジサイ
(落葉低木)
6~7月頃に青・紫・ピンクなどの花が咲く。
シャガ
(常緑多年草)
4~5月頃に白地に青い斑点が入る花が咲く。

 

他にも耐陰性が高い植物はたくさんありますので、外構のデザインテイストに合うものを選びましょう。

葉が生い茂る庭木は暗い印象を与えやすくて選定も大変なため、成長速度や手入れの大変さなどにも着目してみてくださいね。

 

⑤カラーリーフを植える

カラーリーフのヒューケラ

暗い印象を与えやすい日当たりが悪い庭には、カラーリーフを植えて彩りを添えましょう。

カラーリーフとは、葉の色や模様を楽しむことができる植物のことです。

 

日陰でも育ちやすいカラーリーフをご紹介します。

ギボウシ
(落葉多年草)
葉は緑だが光沢あり・つや消し・多数の斑入りなど様々な種類がある。
ヒューケラ
(常緑多年草)
葉は緑・黄色・赤紫色・斑入りなどバリエーションが豊富。
カレックス
(常緑多年草)
風になびく細い葉のラインが特徴で、葉は緑・茶・黄色などがある。

 

カラーリーフもバリエーションが豊富なので、お庭の雰囲気に合うものを選んでみてくださいね。

 

⑥石など日陰でも影響のない素材を取り入れる

日影の庭の石

▷施工事例:和風モダン

日陰でも影響のない自然石などの自然素材を取り入れて、デザイン性を高めましょう。

日当たりが悪い庭は苔が生えやすいですが、石苔は神秘的な雰囲気を演出することができます。

特に、和テイストの庭との相性が良いため、日陰の庭には積極的に取り入れたい素材です。

 

⑦白いフェンスや造作壁、オブジェを採用する

白い造作壁

▷施工事例:庭のリフォーム

日当たりが悪い庭の暗い印象をなくすために、白いフェンスや壁、オブジェの採用などもおすすめです。

上の画像は庭のリフォーム事例ですが、白の造作壁を取り入れることで、明るいリゾートテイストのテラススペースが完成しました。

明るい色味なら、高いフェンスや広範囲の壁を採用しても圧迫感が出にくい点もメリットです。

 

⑧水面による反射を利用する

庭の小川

▷施工事例:水の流れる庭

水面の反射を利用して、空間の暗さを軽減させる手法もあります。

日差しが少しでも入る庭なら水が反射するため、周囲を明るく感じさせることが可能です。

敷地にゆとりがある場合は、プールや小川などの広面積の水面をつくることで効果が高まります。

 

和庭やコンパクトな敷地の場合は、手水鉢で水を取り入れる方法もあります。

手水鉢

▷施工事例:表情豊かな庭

手水鉢自体のデザイン性も高いため、おしゃれな庭に仕上げたい方にはおすすめです。

 

まとめ

日当たりが悪い庭でも、工夫次第では居心地が良くて明るく感じる空間に仕上げることは可能です。

日陰でも影響のない素材や植物を選んで、おしゃれな庭をつくりましょう。

敷地に合わせた外構提案が得意で植栽の知識を持っている、実績豊富なエクステリア専門業者に庭づくりを依頼してくださいね。

 

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフがお客様のご要望をお伺いし、日当たりが悪い庭のおしゃれな外構をご提案いたします。

イオンモールつくば内に展示場がございますので、ぜひお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。

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