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サンルーム・ガーデンルームは後付けできる|9つの注意点とメリット・デメリットを解説

サンルーム・ガーデンルームは
後付けできる

サンルームやガーデンルームは、リフォームによって後付けすることが可能です。

そこで今回は、サンルームやガーデンルームを後付けする際の注意点を分かりやすく解説します。

サンルームなどの「半屋外空間」をつくるメリット・デメリットもご紹介しますので、ぜひお役立てください。

 


コラムのポイント

・サンルームやガーデンルームは、外壁面に施工するガラス張りの部屋のことです。
・後付けする場合は、既存の外構のレイアウトや耐久性への考慮が重要で、建物の保証や追加費用などにも注意が必要です。
・外構リフォームを多く扱っていて、サンルームやガーデンルームの施工実績も豊富な外構専門業者へ相談しましょう。


 

サンルーム・ガーデンルームとは

サンルームの後付け

▷施工事例:ガーデンルームのリフォーム

サンルームやガーデンルームとは、建物から独立したガラス張りの空間のことです。

・サンルーム:日差しを取り入れるための空間
・ガーデンルーム:庭を楽しむための半屋外空間

デザインや仕様はどちらも似ていますが、サンルームは物干しなど実用性の高い使い方をするのに対し、ガーデンルームはくつろぎ空間として活用されるケースが多いです。

建物の外壁と接合させ、室内との行き来ができるようにするケースが一般的ですが、独立型の商品もあります。

 

後付けするメリット

サンルームやガーデンルームを後付けするメリットをご紹介します。

・天候や花粉を気にせず洗濯物を干せる
・アウトドアリビングの快適性が高まる
・趣味部屋やペットスペースなど多用途に使える
・隣接する部屋の断熱性の向上が期待できる

屋根や壁がガラスで囲まれたサンルームやガーデンルームは、様々な使い方ができる点が魅力です。

室内と屋外の中間に位置するため、空気層のような役割を果たし、室内の断熱性能を高めることにつながります。

特に、外気の影響を受けやすいリビングなどの大きな掃き出し窓と、サンルームやガーデンルームをつなげるレイアウトが効果的です。

▷関連コラム:「アウトドアリビングがある庭」のおしゃれな実例|庭とリビングを一体にするメリット

 

後付けするデメリット

サンルームやガーデンルームを後付けすると、次のようなデメリットが生じます。

・リフォーム費用がかかる
・掃除の手間が増える
・既存の外構を維持できないケースがある

サンルームなどの大型設備は大掛かりなリフォームになるため、費用の負担も大きくなりやすいです。

また、屋内・屋外のどちらにも接する空間が増えるため、掃除が大変と感じるケースも少なくありません。

レイアウトによっては既存の外構を解体する必要性もあるため、設置位置やサイズを慎重に検討することが大切です。

 

サンルームやガーデンルームの後付け方法

▷施工事例:駐車場・カーポート・ガーデンルームのリフォーム

サンルームやガーデンルームを後付けする方法をご紹介します。

 

①地盤面に直接施工する

サンルームやガーデンルームを地盤面に直接施工する方法です。

地面の水平や強度をしっかり確認し、必要な造成工事などを行ってからサンルームなどの取り付けを行います。

土の状態の地面にも施工は可能ですが、湿気や雑草が気になりやすいため、コンクリートなどで下地をつくってからサンルームなどを施工する方法がおすすめです。

 

②ウッドデッキなどのテラス上に施工する

既存のウッドデッキやタイルデッキの耐久性が確保できる場合は、その上にサンルームやガーデンルームを施工できます。

もちろん、サンルームなどを設置するタイミングでテラスを新設することもできます。

ウッドデッキやタイルデッキの上に施工することで、室内の床とフラットにできるため、建物とサンルームの出入りがしやすくなります。

 

③ベランダに施工する

サンルームやガーデンルームは、2階のベランダに施工することも可能です。

1階部分に施工するときよりも高い安定性が求められるため、サンルームの耐風圧やベランダの耐荷重を十分に確認する必要があります。

バルコニーに屋根をつけることが目的なら、サンルームではなくテラス屋根で十分なケースもあるため、それぞれの商品を比較してみましょう。

▷関連コラム:テラス屋根で後悔する5つの理由|失敗事例と後悔しない選び方を解説

 

サンルームやガーデンルームの後付けに関する9つの注意点

タイルデッキとガーデンルームのリフォーム

▷施工事例:ガーデンルーム・目隠し対策のリフォーム

サンルームやガーデンルームを後付けする際に注意すべきポイントをご紹介します。

 

①十分なスペースが確保できるか確認する

サンルームやガーデンルームを後付けするのに、十分なスペースが確保できるのか確認しましょう。

敷地の広さが足りない事例や、建物に大開口の窓があってビス打ちできるスペースがないケースなどがあります。

必要な広さのサンルーム・ガーデンルームを確保するために、既存の外構の解体やレイアウト変更も検討しましょう。

 

②本体価格だけでなく工事費用も把握しておく

サンルームやガーデンルームを施工する際は、工事費用まで把握して予算を考えることが大切です。

ホームセンターやリフォーム会社のチラシに、サンルームなどの価格が掲載されているのを目にしますが、その価格は別途で工事費がかかるケースも少なくありません。

複数の業者などを比較する場合は、本体価格だけでなく工事費を含めた総額を確認することが大切です。

 

③追加費用がかかるケースがある

サンルームやガーデンルームの後付けは、追加費用がかかるケースもあるため注意が必要です。

具体例を紹介します。

・既存の外構に合わせてサンルームのカットが必要になった
・既存のウッドデッキの強度が足りず解体・新設することになった

契約後の追加費用を防ぐために、信頼できる業者に現地を確認してもらい、正確な見積もりを提示してもらいましょう。

 

④面積によっては建築確認申請が必要

サンルームやガーデンルームの後付けは家屋の増築扱いになるため、次のいずれかに当てはまる場合は建築確認申請が必要です。

・面積が10㎡を超えている(約6帖)
・防火地域・準防火地域に該当する

防火地域や準防火地域に該当するかどうかは、市役所で確認できます。

建築確認には別途で費用がかかりますし、期間も要するため、事前に該当するのかを確認しておくと安心です。

 

⑤後付けが難しい外壁材もある

サンルームの後付けには不向きの外壁材もあるため注意が必要です。

例えば、タイル外壁はビス打ちの際に割れてしまう可能性があります。

サイディングやガルバリウム鋼板の場合は問題なく施工できるケースが多いため、ご自宅の外壁材を改めてチェックしてみましょう。

 

⑥建物に施工するタイプは住宅の保証が適用されなくなるケースも

サンルームやガーデンルームの多くは、外壁面に固定するケースが多いです。

しかし、建物本体にサンルームを施工する場合、住宅に対する保証が適用されなくなる可能性が高まります。

仮に外壁から雨漏りが起きた際に、建築時とサンルームの施工時のどちらが原因なのか判断できないなどの事例があるからです。

住宅会社に保証期間や内容を改めて確認し、慎重にリフォームを検討しましょう。

 

⑦外観デザインが損なわれる可能性がある

サンルーム・ガーデンルームをつけることで外観の一部が隠れてしまい、デザイン性が損なわれる可能性があります。

また、ナチュラルな雰囲気の建物や外構に対して、シルバーのサンルームをつけると違和感が出やすいです。

サンルームやガーデンルームには、様々なデザインやカラーバリエーションがあるため、外観に調和するデザインを見つけてみてください。

 

⑧サンルーム下のお手入れ方法を検討しておく

地盤面に柱が立った「独立型サンルーム」や「支柱タイプのウッドデッキ」にガーデンルームを設置する場合、下部に落ち葉やゴミが溜まりやすく、雑草が生えてしまうこともあります。

奥行きのあるサンルームは掃除がしにくいため、長いホウキやブロワーを使うなど、お手入れの方法を検討しておくと安心です。

また、タイルデッキの上にサンルームを施工して隙間を塞ぐなど、リフォーム時に対策を取り入れましょう。

 

⑨固定資産税額に影響する可能性がある

サンルームやガーデンルームを後付けすると、建物の課税評価額が上がるため、基本的には固定資産税額も増額します。

サンルームなどの家屋扱いのリフォームは、工事完了後に登記をする必要があるため、その情報をもとに税額が算出されるケースが多いです。

具体的な固定資産税額のシミュレーションについては、こちらのコラムでご紹介しておりますので、ぜひ参考になさってください。

▷関連コラム:サンルームを後付けすると固定資産税がかかる|費用相場や申請の必要性、かからない方法を解説

 

サンルームやガーデンルームの後付けを検討している方は、茨城県の「つくばガーデン」へご相談ください。

実績豊富なスタッフがお庭の状況を把握したうえで、適切な工事内容をご提案いたします。

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サンルームやガーデンルームのDIYはおすすめできない

サンルームのDIY

サンルームやガーデンルームのDIYは、難易度が高いためおすすめしません。

施工の質によっては建物にも負担がかかり、外壁の損傷や雨漏りの原因になるケースもあります。

特に後付けの場合は、既存の建物や外構の耐久性を考慮する必要があり、サンルームのサイズ感の把握も難しいです。

使いやすく安全性の高いサンルームやガーデンルームを後付けしたいなら、必ず専門業者へ相談しましょう。

 

まとめ

サンルームやガーデンルームは後付けでも施工できます。

新築時の施工と異なり、既存の外構の状態やレイアウトを考慮する計画が必要なため、注意すべきポイントも多いです。

サンルームやガーデンルームの後付けの施工実績が多く、施工ノウハウが豊富な外構専門業者に相談することをおすすめします。

 

つくばガーデンは、お庭の専門店として培った技術とノウハウを活かした外構・エクステリアをご提案する、エクステリアの専門業者です。

経験豊富なスタッフが使い勝手や安全性、デザイン性にこだわったサンルーム・ガーデンルームをご提案いたします。

イオンモールつくば内の展示場では、ガーデンルームを実際にご確認いただけますので、リフォームを検討中の方はお気軽にご来場ください。

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